令和となった今、インターネットを使えばいろんなことができるようになりましたが、オンラインで生活保護の申請ができるか気になりませんか？
今回は、インターネットを通じて、生活保護の申請はできるのかどうかを解説したいと思います。
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生活保護のオンライン申請について
生活保護のオンライン申請はできないが申請書は作成可能
結論から先に述べますが、生活保護のオンライン申請は2023年3月現在、不可能です。
しかし、申請に必要な申請書を作成することはできます。
「フミダン」というWEBサービスを使えば、生活保護の申請書を作成することは可能です。
生活保護とは、国や地方公共団体が、生活に困窮した人に必要な経済的援助や福祉サービスを提供する制度です。
生活保護を受けるためには、まず福祉事務所に申請書類を提出する必要があります。
しかし、申請書類の作成や提出には様々な困難があります。例えば、
- 申請書の書き方がわからない
- 申請書をもらうために福祉事務所に行くのが大変
- 福祉事務所で申請書を渡してもらえない
などです。
これらの問題を解決するために、一般社団法人つくろい東京ファンドが開発したのが「フミダン」です。
実は、生活保護申請書の決まった形式（紙の種類やサイズ）がありません。
極端な話、チラシの裏側に申請に必要な情報を書いても、申請書として認められるのです。
「役所から申請書をもらえないので生活保護を受けることができない…」と嘆く人はいるのですが、申請書は自分で作成し、それを提出さえすればいいのです。
とはいいつつも、じゃあチラシの裏一番上に生活保護申請書と書いて、あとは適当な情報を埋めていけばいいかというとそういうわけにもいきません。
あくまで形式（紙の種類やサイズ）に決まったものがないだけで、書かなければいけない情報は決まっているんです。
自分で用意した紙に必要な情報さえ書けば申請書として認められる、このルールに基づいて作られたのが「フミダン」というWEBサービスです。
「フミダン」は、オンライン上で簡単に生活保護申請書類が作成できるウェブサービスです。
以下のような特徴があります。
- 質問フォームに答えるだけで、必要な書類が自動的に作成される。
- 作成した書類はPDF形式でダウンロードできる。
- 東京23区では、インターネットFAXを使ってオンラインで申請できる。
- 生活保護に関する基本的な情報や相談先も紹介される。
「フミダン」を使えば、誰でも手軽に生活保護の申請ができます。
また、福祉事務所での「水際作戦」（申請をさせないための妨害）を防ぐこともできます。
「フミダン」は、コロナ禍で困窮した人たちの救済のために開発されました。
しかし、コロナ以前から生活保護の申請は難しいものでした。
生活保護は憲法で保障された最低限度の生活を守る権利です。
その権利を行使するために、「フミダン」をぜひ利用してみてください。
以上、「フミダン」についてご紹介しました。
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なぜ、そのようなサービスをしているのかというと、本当なら生活保護を受給できる条件を満たしているにも関わらず、受給できていない人がいる現状をどうにかしたいと思っているからです。
生活保護の申請ができる条件は非常に複雑で、知識が無いと一人でやるのは大変です。
生活保護を担当する職員でさえ、生活保護法を正確に理解している人は少ないと言われています。
あやふやな知識を持っている職員から、生活保護を受ける必要性が本当にあるのか疑われる人の姿を見て、心が苦しくなります。
本来は受けられるはずなのに、これまで述べた現状により生活保護が受給できない人がたくさんいます。
そのような人を少しでも減らせるように尽力したいと思っております。
1都3県にお住まいの方で、住む場所が無く困っている方で生活保護に興味のある方は、ぜひご相談ください。
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