生活保護を申請し、その申請がちゃんと認められると生活保護費が支給されるようになります。
生活保護で支給される費用は、8つにわかれます。
1.生活扶助
2.住宅扶助
3.教育扶助
4.医療扶助
5.介護扶助
6.出産扶助
7.生業扶助
8.葬祭扶助
今回は8つの中にある「葬祭扶助」について紹介をしていきたいと思います。
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生活保護の申請をすることでもらえる葬祭扶助について解説
葬祭扶助の概要
生活保護法に基づき、生活保護受給者が死亡した場合、葬祭費用を支援する制度があります。
この制度を葬祭扶助といい、財政的に困窮している人々が負担を軽減できるように設けられています。
葬祭扶助を申請できる方
生活保護を受けていた方が亡くなった場合、葬祭扶助を受けることができます。
ただし、受給期間中に生活保護を打ち切られた場合や、生活保護を受けていなかった場合は、葬祭扶助の対象外となります。
また、申請には、申請人が生活保護受給者の配偶者、直系尊属、兄弟姉妹、養子縁組者の場合に限ります。
ただし、これらの者でも葬祭扶助の給付を拒否されることがあります。
葬祭扶助の給付金額
葬祭扶助の給付金額は、各自治体で異なりますが、基本的には火葬費用、棺、遺影、位牌、香典返し、宗教者報酬、慰霊供養費用などが含まれます。
給付額は、葬儀費用全体の中で、1割から3割程度となっています。
ただし、自治体によっては、負担割合が変わる場合があります。
葬祭扶助に納骨費用は含まれる?
葬祭扶助には、納骨費用が含まれません。納骨を行う場合には、別途費用が必要となります。
ただし、自治体によっては、納骨費用も含まれる場合がありますので、詳細は各自治体の窓口に確認することをおすすめします。
他に含まれる費用は?
葬祭扶助には、前述の費用の他にも、下記のような費用が含まれる場合があります。
- 交通費:葬儀に参列するためにかかる交通費が含まれる場合があります。
- 飲食費:葬儀の際に参列者に提供される飲食物の費用が含まれる場合があります。
- 衣服費:故人が着用する衣服、または喪服の費用が含まれる場合があります。
ただし、これらの費用が含まれるかどうかは、自治体によって異なるため、確認が必要です。
葬祭扶助を受けた場合は香典は受け取れるのか?
葬祭扶助を受けた場合、香典を受け取ることはできます。
ただし、葬儀費用の一部に充てられる場合があるため、受け取った香典が葬儀費用の一部に充てられることもあります。
また、葬儀費用の全額が葬祭扶助でまかなわれた場合、香典は申請人自身のものとなります。
まとめ
葬祭扶助について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
当ブログでは、生活保護に関する情報をまとめておりますので、まだいろいろ知りたかった場合は他の記事もお読みください。
生活保護を申請することで支給される費用は8つにわかれます。
8つそれぞれ、どのような条件であれば支給されるのか、支給金額はいくらなのかなど、細かい内容をお伝えしている記事をかいておりますので、興味がある人はぜひお読みください。
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教育扶助に関する記事 | 生業扶助に関する記事 |
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