生活保護を申請し、その申請がちゃんと認められると生活保護費が支給されるようになります。
生活保護で支給される費用は、8つにわかれます。
1.生活扶助
2.住宅扶助
3.教育扶助
4.医療扶助
5.介護扶助
6.出産扶助
7.生業扶助
8.葬祭扶助
今回は8つの中にある「教育扶助」について紹介をしていきたいと思います。
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生活保護の申請をすることでもらえる教育扶助について解説
教育扶助の概要
教育扶助とは、生活保護を受けている家庭の子どもたちに、学校生活を送るために必要な費用を支援する制度です。
生活保護費と同様に、生活が困窮している家庭に対して支援が行われます。
教育扶助費が支給される対象者
教育扶助は、生活保護を受給している家庭の子どもで小学校と中学校に通っていることが条件です。
つまり義務教育を受けている子供が対象なので、高等学校を通っている子供は対象にはなりません。
しかし、昨今では高校に通うことは当たり前になっているので、学費を支給してほい場合は生業扶助を申請することが必要になります。
教育扶助の基準額
教育扶助の基準額は、学校ごとに異なります。
以下に、教材代、学校給食費、交通費、部活動費、学級費についての支給額の目安を示します。
教材代はいくら支給されるのか
教材費の支給額は、全額支給されます。
学校や学年によって必要な教材は異なりますので、その時にどの教材をいくら購入したかがわかるようにレシートや領収書は大切に保管しておきましょう。
そういった金額がわかるものを紛失してしまうと、支給がされなくなってしまう可能性もあるので要注意です。
学校給食費はいくら支給されるのか
学校給食費の支給額は、実費給付で全額負担してくれます。
生活保護費の振込口座へ入金されるよりは、福祉事務所から学校へ直接振り込みされることのほうが多いようです。
これは、親が給食費を本来の用途とは異なる用途に使うことを防ぐためだと言われています。
交通費はいくら支給されるのか
小学校、中学校への通学に公共交通機関の利用が必要な場合のみ、交通費を支給しています。
ただし、支給される金額は一番安く済む交通ルートのみ限定されるので、どんな交通機関を利用しても支給されるわけではありません。
ケガや天候の悪化などで一時的に交通機関を利用する場合もあると思いますが、こういった場合の支給については担当のケースワーカーに相談する必要があります。
部活動費はいくら支給されるのか
部活動費の支給は、小学生は年間16,000円、中学生は56,000円となっています。
支給されるには、しっかりと部活動をしていることを証明しなくてはなりません。
つまり、本当は帰宅部なのにサッカー部に入っているといった虚偽は当然許されませんし、所属はしているが幽霊部員でほとんど活動していないことも許されません。
学級費はいくら支給されるのか
学級費とはPTAなどの活動に必要なお金を指します。
小学校は月1,080円、中学校は1,000円となっています。
修学旅行の費用は支給されるのか
修学旅行費については教育扶助ではなく「就学援助費」から支給されるのが原則です。
就学援助制度とは、生活保護の受給者や生活保護を受給していなくても生活に困っている世帯が教育費の支給を受けられる制度のことです。
生活保護との併給はできませんが、生活保護の教育扶助の対象外である修学旅行に関しては就学援助制度から全額が支給されます。
まとめ
教育扶助について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
当ブログでは、生活保護に関する情報をまとめておりますので、まだいろいろ知りたかった場合は他の記事もお読みください。
生活保護を申請することで支給される費用は8つにわかれます。
8つそれぞれ、どのような条件であれば支給されるのか、支給金額はいくらなのかなど、細かい内容をお伝えしている記事をかいておりますので、興味がある人はぜひお読みください。
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住宅扶助に関する記事 | 出産扶助に関する記事 |
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医療扶助に関する記事 | 葬祭扶助に関する記事 |
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