生活保護を申請するメリットとデメリットを解説！

生活保護は、生活が困窮している人々が最低限の生活ができるよう支援する制度です。

しかしながら、生活保護の申請にはメリットとデメリットがあります。

この記事では、生活保護の申請をするメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

生活保護を申請するメリット

 生活費や住居の支援

生活保護を申請する最大のメリットは、生活費の支援が受けられることです。

明日、生きられるかわからないような状況の人が、生活費の支給を受けられる、これって最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。

生活費は生活扶助、住居は住宅扶助という名目で支給がされます。

生活扶助や住宅扶助という名前は聞き慣れない言葉だと思います。

それぞれの扶助について、詳しく解説した記事が他にあるので、そちらをお読みください。

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国民健康保険が免除される

生活保護を受給していると、毎月払う国民健康保険料を免除されます。

生活保護受給中は保険証ではなく、医療券と呼ばれるものが発行され、病院の受付で医療券を渡すと無料で診察を受けることができます。

またこれに付随する話なのですが、病院に向かう電車賃やバス代などの交通費も支給されます。

その他、生活保護を申請した女性が妊娠していた場合は出産時の入院費用が支給されます。

詳しくは以下の記事をお読みください。

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生活保護申請のデメリット

持ち家や自家用車があった場合は売却する必要がでてくる

持ち家や自家用車がある場合、売却しなければ申請できないと職員から言われることでしょう。

なぜなら、持ち家や自家用車を売却すれば、まとまったお金を得ることができて生活をしていくことが可能になるためです。

とはいえ、持ち家や自家用車を絶対に売らなければいけないかと言うと、そうではありません。

あくまで売却したらお金になりそうな場合のみに限られます。

なので、売却してもお金にならない、あるいはそもそも売却できないような状態の家や車の場合は別に持っていても申請はできます。

問題は売却すればお金になる、という家や車を持っていた場合です。

様々な思いいれもあることでしょうから、いくら生活費用のためとはいえ、売却したくないということもあることでしょう。

売らずにすむ、という方法がなかなか無いので、生活保護のデメリットといえるでしょう。

手続きが複雑でメンタルが削られる

生活保護を申請するためには、様々な書類が必要であり、手続きが複雑です。

その複雑な手続きでメンタルが削られる人が非常に多いです。

生活保護を申請する際に、本来は味方であるはずの市の職員が「本当にこの人は生活保護を受給するような人なのか？」といったような疑いの目で見てきます。

頼れる人がいなくて申請をしに行ったのに「本当にいないの？」と言われたり、持病で働けないから申請をしに行ったのに「治すために頑張ったのか？」などと言われるのです。

こんなこと言われたら、メンタルが折れちゃいますよね…。

ちなみに、私達「せいほごネット」運営事務局では、生活保護を必要としている人達をサポートする活動をおこなっています。

生活保護を申請したいがどうしたらいいかわからない、難しそうだ、と悩んでいる人に対して生活保護に詳しいエキスパートをつなげるサービスを提供しています。

サービスについて詳しく知りたい方は、下の方にある青枠部分をお読みください。